上下顎前突（口ゴボ）とは
About Bimaxillary
上下の前歯がどちらも前に出ている状態です。口元がEライン（鼻先とあご先を結んだライン）より前方に突出します。
上下顎前突（口ゴボ）の原因
Factorお口まわりの癖（口腔習癖）
口呼吸やお口ポカン、舌で前歯を押す癖（舌突出癖）、唇を閉じる力が弱いことが原因となります。
遺伝的な原因
遺伝的な原因で、上下のあごの骨が大きくなりすぎることがあります。
上下顎前突（口ゴボ）による弊害
Harmful Effect
1
見た目の問題
コンプレックスにより人前を避ける、笑顔に自信がないなど、心理的な影響があります。
2
唇が閉じにくい
お口の中が乾燥しやすく、歯の着色や、歯肉炎の原因になる場合があります。
上下顎前突（口ゴボ）の矯正治療
Treatment
中高生以上、永久歯が生えそろってから本格矯正（ワイヤー矯正、またはマウスピース型装置の矯正）を行います。
上下左右の永久歯を抜歯して、前歯を後方に動かす治療を行います。
歯科矯正用アンカースクリューを使用する場合もあります。
お口まわりの癖（口腔習癖）がある場合、癖をなくすための指導や、MFT（筋機能療法）と呼ばれるトレーニングを行います。
